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<最弱の魔物から最強の魔王へ>転生したらスライムだった件 感想

 

 

そうか……。
それでは、語るとしよう。
――俺が『転生したらスライムだった件』について――

 

何という事もない人生を送っていた三上悟は、通り魔に刺され37年の人生に幕を閉じた…はずだった。
ふと気がつくと、目も見えなければ、耳も聞こえない…。
そんな状況の中、自分があの“スライム”に転生してしまった事に気づく。
最弱と名高いモンスターである事に不満を感じつつも、お気楽スライムライフを満喫する三上悟だったが、
天災級のモンスター“暴風竜ヴェルドラ”と出会ったことで運命は大きく動き出す―。

ヴェルドラに“リムル”と名付けてもらい、スライムとして新たな異世界生活をスタートさせた矢先、
ゴブリンと牙狼族との争いに巻き込まれ、いつしかモンスターたちの主として君臨することに…。

相手の能力を奪う『捕食者』と世界の理を知る『大賢者』、
二つのユニークスキルを武器に最強のスライム伝説が今始まる!

 

八真八 真の総合評価・・・★★★★★★★★ 8/10

 

データベース

 

感想

転生ものとかで、モンスターとかに転生するのって結構ありますが、明らかに見た目人外の主人公ってあんま好きじゃないんですよね。

・・・そんなふうに思ってた時期が俺にもありました。(えー

(C)板垣恵介 / 秋田書店

 

脇役とかは骸骨とかでも全然OKなのに(えー

むしろそういうキワモノがやたらと渋いキャラだったりしたら最高とか思うのに・・・

やっぱ主人公はかっこよくヒロインはかわいくあってほしいと思ってしまうんですよね。

・・・そんなふうに思ってた時期が俺にもありました
いや、これに関しては今でもそう思っているんですが。

そんなわけでスライムが主人公と聞いてこの小説読むのを敬遠してたわけですが・・・

そんな理由で敬遠したまんまにしなくてよかったなと。

正直このサイトのデータベース作ったときに他のサイトの感想読んでなかったら、一生読まないままだった可能性もありましたからね。

いやぁ~、このサイトのおかげでギリギリ助かったわぁ~。(えー

 

いや、一応言い訳はあるのですよ。。。

この小説、主人公ががスライムといいいつつ、序盤以外ほとんど人型じゃねぇーか(えー

むしろ角がある分ベニマルの方が人外感が強いくらいだわ!

とにかく、そんな理由で今まで読まなかったのがもったいないくらい面白かったです

 

ストーリー・・・A-

一言でいうとスライム野郎(性別無いですが)の成り上がり物語です。

主人公は最弱モンスターであるスライムに転生しちゃうわけなんですが、

転生の際に『捕食者』と『大賢者』というユニークスキルを獲得したことで、大きく運命が変わっていきます。

この2つの能力を駆使して、スライムでありながら最強たる魔王の一角へと成り上がっていくことになるわけなんですね。

まず最初、洞窟を出た主人公が(スライムなのに)ゴブリン族の集落の長となり、

集落から町へ、国へと徐々に繁栄していくわけですが、集落だった頃は他部族、国に発展すると周辺国家といった具合に戦いの規模や相手も大きくなっていくわけですけど、徐々にスケールが大きくなっていくストーリー構成は、見事だなと感じました。

最弱のスライムに生まれた主人公の物語が、壮大なストーリーに発展していき、世界の英雄に上り詰めていく様子は最高に『燃える』展開だと思います。

 

キャラ・・・A-

【主人公】 リムル・テンペスト

おそらくは全作品通して、史上最強のスライム

というかこいつをスライムというべきかは疑問ですが。

なんせ人型になれるようになってからは剣と魔法メインでほぼスライムとしては戦ってないですから(えー

もう、ほとんどスライムをやめていると言ってもいいんじゃないか?

 

なによりスライムでありながら、作品屈指のカリスマ性を持つ主人公だと思ってます。

基本昼行灯なんですが、仲間思いでやるときゃやる男。

器のでかさはなろうの主人公でもトップクラスじゃないかなと。

正直、なんで前世で童貞だったのか謎でしょうがいない(えー

個人的にはチート主人公の性格ってオラオラ系より

こういうのんびり家のキャラの方が大物感があって好きですね。

リムル以外だとデスマのサトゥーくらいでしょうか。

 

あと、仲間が全員暴走ぎみなせいで作中のツッコミ役をほぼ一手に引き受ける貴重な人材でもあります(えー

ただ基本、心の声でツッコんでるんで、部下は一切反省してないですが(えー

 

【いろんな元凶】シエル(ラファエル、大賢者)

リムルのスキルの一つで、彼をチートたらしめている最大の要因でもあります。

先ほど仲間が全員暴走ぎみと書きましたが・・・

番暴走してるのは間違いなくこいつだ!!

(C)天樹征丸 / 講談社

 

いやもうこの作品の(ラスボスと違う意味で)全ての元凶はこいつといってもいいんじゃね?ってくらいですよ。

おそらくこいつがいなかったら?、リムルの物語は成り立たなかったでしょう。

そしてリムルが漢(男)になれないのもこいつのせいだ(えー

文字通りの意味です。意味が分からない方は小説を読みましょう(えー

 

【ヒロイン】ミリル、シュナ、シオン、クロエetc...

全員ヒロインでありながら、惜しくもメインヒロインになりきれなかった人たちですね(えー

というかシエルさんのせいで、この作品にはメインヒロインはおりません・・・

といっても皆キャラがたってて、しっかりと出番もあってちゃんとヒロインしてます。

ただ全部シエルさんのせいで・・・

意味が分からない方は小説を読みましょう。(えー

 

【その他】

要所要所の大きな戦いにおける幹部連中の熱い戦闘シーンは必見です。

やっぱり長編小説は主人公やヒロイン以外にもしっかりと見せ場があるのは重要ですね。

特にディアブロさんは一番最後に仲間になったくせに、おいしい所をもっていきすぎでしょう

あとはベルドラの行動原理がバカすぎでしょう

けっこう真面目なシーンですら、「えっ、おまえ何やってんの?」って感じで、

空気を読まないベルトラさんっぷりに"シリアスクラッシャー"の称号を授けたいくらいですよ(えー

 

無双っぷり・・・A-

敵が強大になっていくのに合わせるかのように、リムルと彼の部下たちもギリギリ無双できる絶妙なレベルで成長していきます。というかリムルが無双する前に、部下が暴走して無双しちゃうんで、俺tueeeって感じより俺の部下tueeeって感じで、それに呆れるリムルの心情描写がいい味だしてます。

また、部下が我先にとやっちゃうため、リムルが戦うシーンはそれほど多くないのですが、その分ここぞという場面では、これでもかとばかりに最強っぷりを見せ付けてくれてます。

この部下無双→部下の強さに引くリムル→部下のことを棚に上げ、圧倒的無双っぷりを見せ付けて読者に引かれるリムル。というギャップが面白かったですね。

 

<個人的名言・名シーン>

「いいか、大人とは汚い生き物なのだ。どんな手を使っても勝つ!
それが、大人ってものなのだよ」
(リムル)
「あ! そうそう、思い出した!
お前、魔王を名乗ったり、魔王になろうとしたりしないのか?」
「え? 何でそんな面倒な事しないといけないんです?」
「え、だって、魔王だぞ!? 格好いいだろ? 憧れたりとか、するだろ?」
「しませんけど?」
「……え?」
「え?」

(リムル&ミリム)

 

 

 

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<主人公の知略が痛快>絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 感想

 

 

「働きたくない」
 異世界召喚。で、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、俺、増田桂馬はそう答えた。

 

働きたくない主人公が本気を出すとき、奇跡が起こる―――! !

「ほら、さっさと山賊どもを皆殺しにしなさいよ! 」「いやだ、働きたくない……」
日々をダラダラ過ごすのが趣味の増田桂馬は、異世界に召喚された先で出会った金髪美少女のロクコに「自分のダンジョンを救ってくれ」と頼まれる。
嫌々ながら引き受けてしまった桂馬だったが、実はこのダンジョン、部屋は1つしかなく、既に山賊に制圧されている、どうみても『詰み』の状態だった。
解決の糸口も見えない状況だが、まず山賊たちをなんとかするため、桂馬は普段発揮しない知恵を使ってロクコに指示を出していき――
はたして桂馬とロクコは無事に、惰眠をむさぼる生活を手に入れることができるのか! ?
ぐーたら主人公の放つ秘策によって、驚愕の逆転劇がいま始まる!

 

八真八 真の総合評価・・・★★★★★★★★ 8/10

 

データベース

 

感想

いわゆるダンジョン運営ものの小説なんですけど
正直ダンジョン運営の話をここまで面白おかしく書いてる小説は他にないんじゃないかと思います。
この小説の特徴としてははダンジョン運営ものでありながら、ダンジョン攻略ものでもあるっていうことですね。
というのも、ダンジョンバトルっていう設定を使ってバトルものの要素もとりいれてるんですね
ダンジョンバトルというのは、ダンジョン同士を異次元でつなげてお互いに攻略しあうっていうゲームのようなシステムです。
イメージとしては『バカとテストと召喚獣』の<試験召喚戦争>をダンジョン使ってやっちゃいましたって感じですね。
いや、今書いてて気づいたんですけど・・・そういえばこの小説の雰囲気自体もどことなく『バカとテストと召喚獣』に似てる感じがする・・・
つまりこの小説は『バカとテストと召喚獣』の異世界転生モノである!!(えー
まあ、あくまでなんとなく雰囲気が似ているだけですし、
何より決定的な違いとして、この小説の主人公のケーマはめちゃくちゃ頭がいいんですね。
「バカとは違うのだよ、バカとは!」(えー

(C)SUNRISE

 

とにかくケーマが繰り出す作戦は時に奇想天外で、時にバカバカしく、かつ効果は抜群で、
よく次から次へとこんなこと思いつくなって方法で相手を翻弄していく様子がめちゃくちゃ痛快です。

 

ストーリー・・・A

まず話の構成がすばらしいです。
最初に主人公のケーマが召還されるダンジョンですが、
1部屋しかない上に山賊に制圧されているという絶望的な状況なんですね。
あらすじの通り文字通り詰んでる状況、普通のなろう小説だったら、
ここでチート能力とか超幸運でなんとかする(なる)っていうとこなんですが・・・
ケーマが状況でまずとった行動は・・・なけなしのDP(ダンジョンポイント)を使用して枕を購入して爆睡すること。
もうこの時点で、「えっ!?このあとどうすんのっ??」って気持ちにならないですか?ならなかったら私の文章力不足です(えー
ストーリー展開については内政とダンジョンバトルが交互にあるって感じで、そのバランスが上手くて、ちょうどダれてきそうなタイミングでダンジョンバトルに持っていく展開と山場作りは見事だと思います。

あと、この小説は主人公も使役するモンスターも決して最強じゃない・・・というかむしろ相手強すぎじゃね?っていう感じのパワーバランスなんですが、個人的に力押しで俺tueeeって感じのより、こういう戦力的不利を主人公の知略で見事に覆す展開の方が好みなんですよね。

そういう作品を探してる方にはこの小説を読んでいただければきっと「それだ!!」と思っていただけると思います。

(C)井上雄彦 / 集英社

 

キャラ・・・B+

【主人公】ケーマ
なにより睡眠を優先する、天才の大多数は変人であるというのを地でいく主人公。
安心して眠るために、睡眠時間を削って働き、強者(ハクさん等)には基本的にびびりまくるわりに、
絶対強者の勇者に対して賭け事でイカサマして大金をぼったくるというよく分からない奴です。(えー
こいつの真価はダンジョンバトルパートでしょう。内政パートでは普通に優秀な人って感じですが、
ダンジョンバトルで見せる奇策はマジ天才です。特に相手ダンジョン攻略時の発想は神がかっているといいたいですね。

 

【ヒロイン】ロクコ
幼女 時々 少女で天然お馬鹿な残念ロリっ子ダンジョンマスター
かなりのお馬鹿ポンコツキャラとして登場して、今でもポンコツなのですが、(えー
最近はたまに妙案を出してケーマを驚かせるくらいまで成長してます。
最初はロリっ子ツンデレキャラと思わせておいて、最早デレしか残っておらず、むしろチョロインの称号を授けたい。(えー
あとケーマとロクコの打てば響くようなかけ合いが面白い

 

【その他】ニク他
正直ニクがこんなにメインキャラになるとは登場当時思わなかったです。だって・・・ねぇ?(えっ?
あとすごく思ったのは登場キャラが皆活き活きとしてるんですよね。

なろうとかだと登場人物増えすぎて、いまいちキャラも不安定で誰が誰だか分からなくなるって結構あるんですけど、この小説の登場キャラはメイン以外のたまに出てくる程度のキャラとかでもなんか憶えているという。

多分それだけキャラ付けがしっかりできて特徴を活かしてるからだと思いますね。

「その才能、俺だけは認めてやろう!!」

(C)島本和彦 / 小学館
ちなみにお気に入りキャラは、出番も少ないしセリフモ一切ないですが、テンさんです。

 

オリジナリティ・・・A

この小説のメインであるダンジョンバトル、ダンジョンを発展させるために町をつくるという設定は
最近他の小説でも見られますが、この小説がオリジナルじゃないかなと。
この小説より前にそんな設定見たことなかったので(違ってたらすいません)。
オリジナル(と決め付けて話し進めます)だけあって非常に完成度が高いです。
例えば、ダンジョン前に町をつくる過程ですが、
主人公が全部作ったんじゃなくて、
ダンジョン前に宿屋をつくる→ダンジョンを宣伝する→人が集まる→ギルド支部ができる→いつの間にか冒険者が定住
→定住する人が増えて町になる
って感じで、最初のきっかけを主人公が与えて、いつの間にか町に発展していったっていう話の展開がすごく自然だなと。
そしてこの小説のオリジナリティと言えば、ダンジョンバトルにおける主人公のトラップと攻略法でしょう。
特に好きなのは
・ねずみの『KAMIKAZEアタック』
・ハクさんの心をポッキリ折って爆発させた『This is 工事中』
・最強の斥候、『ミジンコ』
あたりですかね。いや、マジで著者の発想には脱帽ですよ。

「その才能、俺だけは認めてやろう」

(C)島本和彦 / 小学館

 

 

<個人的名言・名シーン>

「いや、よくないぞ。 逃げられたら皆殺しにできないだろ? せっかくDPが居るのに無駄になるじゃないか。だめだぞもったいない。いけるところまで絞り取らなきゃ」
「……同じニンゲンなのにDPと言い切ったわね。ケーマ、ちょっと尊敬するわー。このひとでなし?」
(ケーマ&ロクコ)

 

「どうよ、画期的でしょコレ!」
「画期的すぎて殴りたくなってきたよ、一発いいか?」
「なんでよ?!」
(ケーマ&ロクコ)

 

「えっ本気で寝てたの? 今まで? てっきり気を使った方便かと」
「いいえハク姉様……ケーマは、寝るときは寝る男なのよ!」
(ロクコ&ハク)

 

「ロクコ。テンタクルスライムさんを出すぞ。この上層で666番と決着をつける」
「アレ出すの? って、なんで『さん』付けなのよ?」
「そりゃ。テンタクルスライムさんだからな」
(ケーマ&ロクコ)

 

 

<書籍>



 

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<まさにSAOの集大成>劇場版『ソードアート・オンライン -オーディナルスケール- 』 感想

 

 

2022年。天才プログラマー・茅場晶彦が開発した世界初のフルダイブ専用デバイス≪ナーヴギア≫
――その革新的マシンはVR(仮想現実)世界に無限の可能性をもたらした。
それから4年……。
≪ナーヴギア≫の後継VRマシン≪アミュスフィア≫に対抗するように、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。
≪オーグマー≫。
フルダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン。
≪オーグマー≫は覚醒状態で使用することが出来る安全性と利便性から瞬く間にユーザーへ広がっていった。
その爆発的な広がりを牽引したのは、≪オーディナル・スケール(OS)≫と呼ばれる≪オーグマー≫専用ARMMO RPGだった。
アスナたちもプレイするそのゲーム に、キリトも参戦しようとするが……。

 

総合評価・・・★★★★★★★★★★ 10/10

 

 

感想

見てきましたよ、劇場版SAO!!
川原礫先生書き下ろしストーリーということで、期待していたんですが、
こっちの期待を軽々と超えていきやがる。
もちろん川原先生のストーリーだけじゃなく、全編通してのクオリティの高さはさすがの一言ですね。

 

 

 

 

ストーリー・・・S

この映画の見所の一つはこれまでのVRMMOの世界からARへと舞台が移ったことでしょう。

序盤にこのARデバイス『オーグマー』とそれを使用したゲーム『オーディナル・スケール』についての説明があるんですが、

なんていうか・・・

こういう近未来的ゲーム機って心躍るよね!!(えー

いや、SAOの魅力って将来的に実現されそうな、ちょっとリアリティのある世界観、というかゲーム描写も大きいと思うんですよ。

実際SAOを読んで、SAOとかGGOとかやりてぇーって思ってる方多いと思います。

それが、アリシゼーション編に入ってから(小説の話です)はゲーム要素が薄れて、ほぼファンタジー世界の物語になっちゃってたんでオーディナル・スケールのいかにも「未来のゲームです!」的な描写は非常にテンション上がりましたね。

また、この描写が非常に上手くて、本気でこのゲームがやりたくなってくるんですよね


ただこのゲームがただのゲームのままで終わるはずがなく、またしてもキリト達はSAOに関わる事件に巻き込まれていく。

そこに新キャラクターの『オーディナル・スケール』ランク2位のエイジ、『オーディナル・スケール』の歌姫ユナ、

『オーグマー』の開発者である重村教授の3人が深く関わってくると言う展開ですね。

この序盤で『オーディナル・スケール』の面白さに喰いつかせておいて、徐々に事件の伏線を張っていくのはSAOシリーズの王道展開なんですが、この日常から非日常への切替が今回も抜群に上手かったですね。

そして非日常に切り替わってからの感情の揺さぶりとクライマックスに向けての盛り上がりはホントすごかった!

特にラストバトルでの戦闘中の心の中でのハイテンションっぷりはやばかったです!

私が2ちゃんねらーだったら間違いなく「キターーーーーーー」と連呼で投稿していたことでしょう(えー

 

時系列的にはTV版第2期の後~、マザーズ・ロザリオ編とアリシゼーション編の間の物語ですけど、
マザーズ・ロザリオの後日談、アリシゼーション編に続く物語ってよりは
アインクラッド編の補完であり、SAOシリーズの呪縛の決着といったイメージですね。

っていうか正直これって、まさにSAOの完結編じゃねーか!(えー

ってくらい内容が詰め込まれてます。

いや、個人的にアリシゼーション編が完結編ってのにずっと違和感があったんですよね。

あれはあれで壮大ですばらしいんですが、完結編って言うより新章の第1部って感じというか、

PoHのことを除けば、SAOの先の物語って感じなんですよ。

では『オーディナル・スケール』の、どのあたりがSAOの完結編にふさわしいのかですが、

 

①SAOに因縁のある新キャラ

まず新キャラクターの3人が全員、SAOと深い関わりを持っていると言うことですね。

SAOで亡くなったプレイヤーの遺族だったり、茅場晶彦と深いかかわりがあったり、SAOサバイバーだったり。

今だSAOの呪縛に囚われている人たちを解放させるための物語でもあるわけです。

 

②キリトとアスナの物語

SAOってアインクラッド編を除けば、メインヒロインはアスナじゃないんですよね。

マザーズ・ロザリオはヒロインって言うより主人公って感じなのと、あれはアスナとユウキの物語であって、

キリトとアスナの物語ではないですしね。

GGO編に至ってはほぼ夫の帰りを待つ妻状態ですよ!(えー

アリシゼーション編もキリトとユージオとアリスの物語であり、アスナは活躍の場こそあれ、あくまでストーリーの中心ではありませんでした。

でも、完結編ならやっぱ「アスナがメインヒロインじゃないと」って思ってしまうわけですよ。

そんな中『オーディナル・スケール』はまぎれもなくキリトとアスナの物語なんですよね。

何しろ冒頭のSAO時代の思い出のシーンからすでに物語の伏線となってますからね。

そしてこれは、キリトとアスナの恋愛における完結篇でもあるように感じました。

 

③ラスボスがSAO第100層のボスモンスター

この映画のラストバトルの相手はなんと、SAO100層のフロアボスに設定されていたボスモンスターなのです。

その点、今回のラスボスは茅場晶彦の遺産ともいうべきモンスターであり、茅場晶彦本人を除けば

本当の意味でのSAO攻略を向かえるにあたって最もふさわしい敵ではないかなと。

 

ってな理由で『オーディナル・スケール』がSAOの章、アリシゼーション編~を新章と考えるとしっくりくるんですよね。

(PoHがじゃまだな...)(えー

もう、8.5巻とかで文庫化してほしいくらいですね(えー

とにかくこの映画はSAOの集大成ともいえるほど素晴らしいストーリーでしたってことが言いたかったんです。

 

 

演出・・・S

さすがは劇場版。超ハイスペックな作画の質に加えてキャラが動く、動く

戦闘シーンでも最初はARシーンに慣れてないキリトの動きから終盤の超高速戦闘まで、非常に上手く描写してます。

音楽との相乗効果も素晴らしく、ユナの歌が戦闘シーンをめちゃくちゃかっこよく盛り上げてますね。

何よりラストバトルへの盛り上げ方がやばい!!

ラスボスの圧倒的な強さと全滅寸前でのアスナの参戦。

そこから主要キャラが全員集合してのラストバトル。

SAO時代のキャラに戻り、二刀を抜くキリト。

そしてアスナのマザーズ・ロザリオからのスイッチでのスターバ-ストストリーム(多分)。

もうこの一連の流れはマジで神がかってました。

この怒涛の展開が超きれいな映像美で描写され、こっちのテンションは完全に振り切れっぱなしの状態。

マジで、もしも家で一人で見てたらガッツポーズしながら叫んでたと思います(えー

 

 

とにかくSAO好きの人、特にアインクラッド編が最高だという人には見て期待を裏切られることはないと断言できます!

逆に初めて見る人はTV版1期2期を見るか、文庫8巻までを読まないとついてけないと思いますが・・・僕には関係ないですね!(えー

 

 

 

 

最後に・・・SAO第100層のボスってヒースクリフじゃなかったっけ?(えー

 

これについてはきっとヒースクリフがこのモンスターを召喚すっる設定だったと(無理やり)納得してます(えー

 

 

 

 

<ライトノベル書籍>

 

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<待望の新刊>SAO ソードアート・オンライン 19巻 ムーン・クレイドル 感想

 

 

《アリシゼーション編》を完全補完するエピソード!

アンダーワールドは、三百年に及ぶ争乱の果てに、ついに一つになった。どこからともなく現れた、たった一人の《ベクタの迷い子》が暗黒の神を倒し、この世界に平和をもたらしたのだ。しかし、そんな人界の中枢、白亜の塔《セントラル・カセドラル》にて──。《整合騎士見習い》へと昇進したロニエ・アラベルは、人界の最高意志決定者《代表剣士》キリトから、衝撃的な言葉を耳にする。
「──いずれもう一度戦争が起きる」
《大戦》のその後を描いた《アリシゼーション編》最後を飾るエピソード!

 

総合評価・・・★★★★★★★ 7/10

 

感想

とりあえず、続刊を書いてくれた川原先生に感謝しつつ、

アリシゼーション編ラストでアンダーワールドに取り残されてしまったキリトとアスナの200年を補完する物語・・・

と思わせておいて、思いっきりロニエが主役じゃねーか

というかタイトルからweb版で連載してた番外編の月のゆりかごだろうことは予想してたんで、ロニエメインの話かなとは思ってはいたんですが・・・

ここまでロニエ押しでくるとは(えー

(C)青山剛昌 / 小学館

 

ストーリー的にはまさかの前後編分冊の前編部分なので、次巻に向けての伏線張りがメインといった感じで、

戦闘シーンも少なめのほのぼの回といった所(事件は起きてますが)。

 

そんな中での個人的見所は

●キリトのくだらない遊びと食べ物への情熱

ゴブリン族とイボイボ虫取り比べとする人界人はキリトだけでしょう

●キリトの別格っぷり

アリシゼーション編で覚醒後に行き着くとこまで行き着いちゃったせいで、もはや敵なしというといったところ。

そんななか扉の封印の鎖を破壊するシーンでSAO時代のかっこを再現させたのはさすが

川原先生はこういう読者の期待を裏切らないというか、テンション上がるツボを押さえるのが神がかって上手いと思います。

●いちいちキリトに振り回されるロニエの慌てっぷり

学生だったころからいろいろな意味でスケールアップしているキリトのせいでロニエの気苦労もスケールアップしてます。

アスナがキリトのアホな行動にいちいち動じなくなったのは寂しいですが、(えー

その分ロニエがリアクション役として孤軍奮闘してくれてます。

●いちいちキリトにキュンキュンするロニエの乙女っぷり

この巻はキリトにキュンキュンするロニエにキュンキュンするお話といっても過言ではないでしょう(えー

というかアスナが正妻の貫禄というか、異様な余裕が生まれてるせいで私的には魅力半減なんですよね。

アリシゼーション編ではアリスやロニエに対して、「キリト君は私のよ」と必死になってるアスナの方が見たいのに・・・(えー

今回もキリトについて暗黒界に行くロニエに嫉妬するくらいしてほしかったなぁ~と。

正直『ぬるい対応しやがって・・・・・』という気持ちです。

(C)葦原大介/集英社

その分この巻ではロニエのヒロイン力が大幅にアップしているように感じます。

 

うん、見所あげてみたら見事にストーリーと関係ない部分ばっかりじゃねーか。

ストーリーに関しては後編読んでみないと何とも言えないっていうのもあるんですか、

ぶっちゃけ、全編部分だけだとほぼ『圏内事件』と同じ流れなんですよね(えー

アンダーワールドの理からはありえない事件が起こって、それを解決するためにキリトが奔走するって感じで。

どちらも、ちょっとミステリーっぽい要素がはいってるからそう感じるのかもしれませんが・・・

ただ、実は今回の話の中心になっている事件と今回のメインヒロインになっているロニエって実は何の関係もないんですね。

その辺がちょっと面白いところで、ロニエ中心に起こった事件じゃなくて、おそらくロニエ視点で語られてなったら

多分彼女は単なる脇役に終わってたと思うんですよ。

川原先生はそれをあえて彼女視点にすることで事件を通した彼女の心の成長が今回のメインテーマになってくるようにしたのかなと。

 

あとは事件の解決をどう持っていくのか? ロニエの恋の行方は?

そしてアスナに活躍の場はあるのか?(えー

とりあえずこの辺に注目して時間の発売を待ちたいと思います。

 

 

 



 

 

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<伏線がすごい>この世界がゲームだと俺だけが知っている 感想

 

俺たち猫耳猫プレイヤーは、いつも道のないところに道を作ってきた。
だから今回だって、そうするだけだ

 

迫りくるバグ! 襲いくる理不尽! そして、それを覆す圧倒的台無し策! !

"ぼっち"ゲーマーの相良操麻(ルビ:さがら・そうま)は
ある日、悪名高いバグ多発ゲームの世界に入り込んでしまう。
「理不尽」と「運営の悪意」を具現化したような通称<猫耳猫>の世界で
バグ仕様を逆手にとったソーマの冒険がはじまる!

 

八真八 真の総合評価・・・★★★★★★★★★ 9/10

 

データベース

感想

上のあらすじだけだと、「あぁ、主人公がゲームの世界に転移してゲーム時代のLvとステータスで無双するというお話ですね、分かります。」と思うことでしょう。
だが、作品はたった一つの他に類を見ない設定によって、小説家になろうの中でも超異端作品に仕上がっているのです。
無職転生を異世界ものの王道とするなら、この小説はまさに邪道の極致と言えるでしょう。

で、その設定というのが・・・猫耳猫というゲームがバグ満載という伝説のクソゲーであるいうことなんですね。
そのバグを逆手にとって裏技、抜け道、奇策を駆使して活躍?していくという所がこの小説の最大の見所となっています。

 

ストーリー・・・A-

コメディ要素が強い作品なので、感動するようなシーンとかは期待しないでください。
つーかこの作品で感動するような雰囲気を匂わせてきたら・・・それは100%罠です(えー
でもそれを補って余りあるほどにオリジナリティと構成が素晴らしいです。
この小説の肝は間違いなく、猫耳猫スタッフの悪意に満ちた鬼畜設定と理不尽なバグによるクソゲー具合だと思うんですけど、
もうね、「よくこんなバグ思いつくなっ!」って感じで思わず著者を尊敬してしまうほどオリジナリティにあふれています。

ちなみに何個かこのゲームのクソゲー具合を例に挙げると

 

・ゲーム初っ端のイベントがプレイヤーの9割以上が一度は死亡している初見殺しの罠。

・水の中に入っていると、HPがどんどん減る →普通にお風呂で溺死する。

・放置すると繁殖しまくって世界を滅亡させるスライムがいる(モブモンスターです)。

・序盤でレベル上げとかやってると、さっさと攻略しろよとばかりにNPCにMPKされる。

などなど・・・

 

スキル関係のバグでも

エフェクト的には5メートルくらいの範囲を攻撃しているように見えるのに、実際の攻撃判定は2メートルもないというがっかり技『虚ろなるワイドスラッシュ』。

・スキルの攻撃判定のある場所と自キャラの当たり判定がある場所がなぜか重なって、使った瞬間高確率で死んでしまうという『一撃自殺ブラッディスタッブ』。

・数値入力のミスか、ダメージ倍率がマイナスになっていて攻撃すると相手を回復してしまうスキル『活人剣アサシンレイジ』。

などなど・・・

 

いや、マジで鬼畜だわ。イベントもわざとバグ作ったんじゃねえかってくらい開発スタッフの悪意に満ちてます。まるで本当にこのゲームをやっているかのごとく、読めば読むほど猫耳猫スタッフへのヘイトが溜まっていくでしょう。その辺の文章力もさすがですね。

ただその分、そんなバグやら設定やらを逆手にとって無理・無茶・無謀をやり通す時の痛快さはハンパないです!

読めば読むほどこのゲームの理不尽さに震え上がり、それと比例して猫耳猫プレイヤーへの尊敬の念を禁じえません。

 

「猫耳猫プレイヤーの途方もない時間と労力を懸けた行動ッ!僕は敬意を表するッ!」

(C)荒木飛呂彦 / 集英社

 

キャラ・・・A-

【主人公】 ソーマ・サガラ
ゲーマー時代は廃人猫耳猫プレイヤー、
猫耳猫の世界では無自覚に敵も味方も全てを引っ掻き回す変人奇剣使い
こいつについての感想はただ一つ、
「この主人公の場合に限って 常に最悪の解決方法を想定しろ 奴は必ずその少し斜め上を行く」

(C)冨樫義博 / 集英社

 

特に生贄の迷宮あたりから斜め上具合が加速度的に増していきます。

終盤あたりとか、マジで攻略前のこいつの説明は信用できねぇ・・・

この小説を読み終わる頃には、あなたは重度の『ソーマ不振』となっていることでしょう。

それにしても序盤はぶっ飛んだNPC達に振り回される比較的常識人だったのに、いつの間にか敵も見方も、読者ですらも振り回す変人ポジションに・・・

一個だけ不満なのは書籍版のソーマのイラストがちょっとギャグっぽい感じなので、もっとかっこいい見た目にしてほしかったなぁ~と思います。

なにしろなろうで読んでる時は『SAO』のキリトみたいなイメージで読んでたんで。
ミツキはあんなにかわいく描いてるのに!(えー

 

【ヒロイン】 ミツキ・ヒサメ、リンゴetc...
ハーレムと言っていいのかは不明ですが、複数のヒロインが登場します。
ただちょっと多すぎかなとも思いましたね。
初期から登場してるヒロイン3人くらいにしぼって、もっとサブキャラとか男キャラにもスポット当ててほしかった。

ライデンとか勇者とかほぼ1発ネタじゃねーか!
何しろメインキャラはほぼ主人公とヒロインのみで、後の登場人物はほぼ全員MOBキャラですから。

あとヒロイン全員も、出会った当初は主人公を振りまわす側だったはずが、
ソーマの非常識さが増すにつれ、ほぼ全員がいつの間にかツッコミ役にまわるという・・・

 

【その他】
主人公とヒロインを除く唯一のレギュラーメンバーである『くま』の存在感がやばい!
この小説はくまのためにあるんじゃないかと思えるくらいに、いい所を根こそぎ持っていくナイスガイです。
いや性別不明なんでガイではなく謎生物・・・つーか生き物かどうかも怪しい謎の存在ですね。
とにかく謎の存在の存在感がやばいと言っておきます。
あとはほとんどモブキャラばっかりですね。
あっ、準レギュのポイズンたんの毒舌無双は必見です。
その毒舌っぷりは猫耳猫内のNPC中最高レベルの勇者すら毒牙にかけるほど。

「もうやめて!とっくに勇者のMP(メンタル)はゼロよっ!!」

 

伏線~どんでん返し・・・S

とにかく伏線の張り方と回収の手並みが神懸かっています。

この作品の肝が猫耳猫の鬼畜設定と理不尽なバグなのは間違いないですが、

最大の見所は巧妙に張り巡らされたこの伏線の扱い方だと思ってください。

どうでもよさそうなギャグや設定、何気ない行動や風景が後々大きな意味を持ってきて本気で驚愕させられます。
「ここでその設定が生きてくるんかっ!?」「あの時の行動にはそんな意味がっ!?」「くそっやられた」

って感じで何度主人公に振り回されたことか

(C)大場つぐみ・小畑健/ 集英社

 

マジで主人公だけじゃなくて地の文も含めて、攻略方法の説明は一切信用できねぇよ!

いや、ウソをつかれてるわけじゃないんですけど、巧妙な言い回しで見事にミスディレクションさせるように罠がしかけられてたり、核心の部分だけ見事に隠蔽されていたり、ぶっちゃけ「猫耳猫スタッフより悪意があるんじゃねーの?」
と、著者の人格を疑うレベルです(えー

ただ、その分だけ伏線の回収~大どんでん返しに持っていった時のカルタシスはヤバい!!

 

笑って、驚いて、もっぺん笑って痛快な気分を味わうには最高の作品ですね。

そして道なき道を突き進む猫耳猫プレイヤーの気高さと執念とアホさに驚愕して、尊敬して、ドン引きして下さい(えー

 

最後に『このゲームと全ての猫耳猫プレイヤーに幸あれ』

 

 

<個人的名言・名シーン>

『猫耳猫wiki』のFAQの一つ目には、ただ、こうある。

Q:○○なんですけどバグですか?
A:バグです。

あまりに潔いそのたった四文字の返答が、つまりは『New CommunicateOnline』というゲームの全てなのである。

(猫耳猫の説明シーン)

 

「俺たち猫耳猫プレイヤーは、いつも道のないところに道を作ってきた。
だから今回だって、そうするだけだ」

(ソーマ・サガラ)

 

実際、「天空都市で誰かを倒す」と言ったら、猫耳猫プレイヤー百人中百人が「あ、落下死ですね分かります」と答えるだろう。
いや、むしろ天空都市まで行ったのにそこからモンスターを落とさないなんて、それは逆に天空都市先輩に失礼だとすら言える。

(ソーマ・サガラ)

 



 

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