『精霊幻想記 8.追憶の彼方』 おすすめライトノベル(ラノベ) 感想

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『精霊幻想記 8.追憶の彼方』 感想

 

精霊幻想記 8.追憶の彼方 (HJ文庫) 

北山結莉 (著), Riv (イラスト)

 

そう、夢だ。これは夢に違いない。

そうでなければ、こんなにも救いのない話はない。

 

少年少女の苦悩と人間模様の描写が秀逸

 

追憶の彼方を歩む少年に、少女たちの選択は――

奇しくも追い続けてきた宿敵と死闘を繰り広げることとなった大都市アマンドにて、遂に美春たちが捜す人物のひとり・皇沙月の情報を入手したリオ。
折りよくリーゼロッテら貴族から、今までの功績に対する褒美の内容を求められていたリオは、勇者として召喚されたらしい沙月が出席するという夜会への参加を褒美として要求し、美春たちの待つ精霊の里へと帰還を果たす。
一方、夢を通してリオが春人なのではないかという疑念を抱いた美春は、悩んだ末にとある人物へと話を持ち掛けるが――。

 

八真八 真のおすすめ度・・・★★★★★★ 7/10

 

 

感想

一気に物語が動き出した前漢から一転、今巻は大きな戦闘はなく新たな展開に向けての布石の回と言った感じでした。

 

その分各キャラの内面描写、人間模様について深く描かれています。

相も変わらずみんな思い悩む思い悩む!

この作品は主人公の圧倒的無双シーンも見所ですが、こういうシリアスな心情描写も本当に秀逸ですね。

おかげで、中休み的な回なのに実に濃い内容でした。

 

 ストーリー

敵の襲撃からフローラを救い出したし、その功績に対する褒美の内容を求められていたリオは美春たちが捜す人物のひとり・皇沙月が出席するという夜会への参加を褒美として要求し、彼女と美春たちの再会の足掛かりをつかみます。一方で美春は夢を通してリオが春人なのではないかという疑念を抱いき、そのこととリオの美春に対する態度で思い悩むことになります。

ストーリー展開としては、次巻以降の沙月もしくは他の勇者との邂逅に向けた布石と準備回でした。
見所としてはフローラや美春、ラティーファに春人の苦悩と人間模様、そしてついに明かされるリーゼロッテの正体といったところでしょうか。

何気にリオとリーゼロッテの探り探りの話し合いのシーンとか好きです。

リーゼロッテの正体に関しては変に捻ることなく予想通りでした。これから彼女がどうストーリーに関わってくるのか、今後の展開に期待です。

 

そしてこれまで全く縁のなかった人物のほとんど(カラスキ地方除く)が、今巻でリオを通じて繋がったわけですが、彼女たちの関係性にも要注目ですね。

 

 キャラ

 

リオ(天川春人)

家事に戦闘に対人スキルにとまさに完全無欠の主人公。片っ端からヒロインとのフラグを乱立するもオールスルーを決め込む鋼の理性を持つ超絶紳士。

復讐に身を焦がすダークヒーローと思わせておいて、どうっからどう見ても善人な人。おそらくそのギャップが苦悩の一つの要因になっているのではないかと思います。

 

アイシア

実は空気が読める上に人の心情も察することが出来るという、戦闘以外でも高スペックぶりを発揮。

 

綾瀬 美春

ついに本音を明かした(主人公以外にですが)正ヒロイン候補。乙女心とお姉さんという立場との板挟みにその心は耐えられるのか。

 

セリア・クレール

今巻ではストーリーの中心から外れた立ち位置のためか、現状完全に恋する女の子状態。

 

ラティーファ

巻を重ねるごとに増すヒロイン力。今巻でも何気においしい立ち位置を務めてます。

 

フローラ

ミス不遇のお姫様。一体彼女が何をしたというのか。いや、何もしなかったから今の状況なわけですが……。願わくば彼女の心に救いがあらんことを。

 

リーゼロッテ・クレティア

ようやく明かされた正体。超絶才女だけど気が回りすぎて精神的に苦労人ポジションの印象が大。

リオが天川春人だとしった彼女の心情やいかに?

 

千堂 亜紀

リオ(天川春人)や美春への心情に変換の兆しも見え、今後の展開が読めないキャラの一人。

 

千堂 雅人

作中屈指の前向き&好感度高めのキャラは今巻でも健在

 

 

 

 

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