『りゅうおうのおしごと! 6』 おすすめライトノベル(ラノベ) 感想

ラノベ・WEB小説ランキングワールド

『異世界ギルド飯 ~暗黒邪龍とカツカレー~』 感想

 

異世界ギルド飯 ~暗黒邪龍とカツカレー~ (GA文庫) 

白石 新 (著), 一色 (イラスト)

 

冒険者ギルドの地下階。

そこには、王族や皇族ですらも予約待ちにさせるような……とんでもない人気の定食屋があるという――

 

飯テロ+定食屋を舞台にした異世界人間模様が魅力

 

「お待ちどう。豚の生姜焼き定食だ」
異世界にある冒険者ギルドの地下。そこには、絶品料理を出すと評判の食堂が、突如出現するらしい。
魔王を鎮めるカレー、皇帝の決定を覆す肉料理、魔術師が驚く酒の肴、若き英雄を導く賄い飯、乙女の純愛を叶えるデザートなど、お客が口に
するのは不可思議な料理ばかり……。
「その反応を見たかったんだよ俺は」
現代日本の調理技術を持つ店主が、築地市場より直送(?)された、極上の食材から作る一皿で、チートキャラたちの味覚と心を虜にする!?
日本食文化の偉大さを教えてくれる、心温まる系スローライフ料理無双譚。書き下ろしも付けて、いま開店!!

 

八真八 真のおすすめ度・・・★★★★★★★ 7/10

 

感想

小説家になろう発の新たな飯テロ作品。

短編連載形式で、ギルド地下に繋がった定食屋で、異世界の人々が地球の料理に舌鼓を打つ様子や人間模様を描いた作品。

他の異世界料理ものと似ている部分もありますが、キャラがより立っていてコメディ色強めかなという感じです。

 

異世界で代々続く地球の料理を提供する定食屋を舞台とした物語

日替わりで異世界中にあるギルドの地下にお店の入口があるという設定は、『異世界食堂』とかなり似ていますが、あちらは食事描写がメインなのに対して、こちらは料理を通したお客さんのドラマ性にも力を入れてる感じです。その辺りの描写はどちらかというと『異世界居酒屋のぶ』に近い気がしますね。

 

他の異世界料理ものと大きく違う設定なのが、主人公が元地球人ではなく、生粋の異世界人ということ。

ただその主人公の営む定食屋には秘密があって、お店の裏口が日本とつながっており、そこで日本と行き来して食材を仕入れているというわけです。

ようは他の作品が、日本から異世界へ行き来しているのと全く逆で、この作品では異世界から日本へ行き来できる食堂という設定になっています。

もう一つ特徴的なのが、舞台となる定食屋も、主人公の先祖代々から続く異世界では有名なお店で、地球の料理についても親子代々受け継がれてきたものであるという点ですね。

 

この辺りの設定をストーリーに上手く盛り込んでいるなという印象を受けました。

例えばコーネリアの話では、先祖の代から店をやっているという設定が、書き下ろしのお袋の味では異世界中のギルド地下と繋がっているという設定が活かされています。

イフリートの炎剣の話も、数か月に一度全てのギルド地下とお店が同時に繋がり、色んな国の人々が顔見知りだったりする設定を上手く活かしており、期待通りの展開で読んでいて痛快でした

 

ただ後半の異世界料理選手権に関しては正直不要だったかなと。

料理選手権だとあまりにも主人公が強すぎて、単なるチートバトルものを読んでる印象を受けてしましました。

そういう勝負事の展開より、定食屋を舞台にした人間ドラマの方が正直読みたいなと。

 

 

 

極上の地球料理と生ビール

食事描写については食事メインにしている『異世界食堂』に比べると少し控えめかなという印象。それでも十分こちらの食欲を刺激されます。

出てくる料理もカツカレーに豚の生姜焼きなど、大衆食堂の王道メニューなのも個人的にポイント高かったですね。

あとは皇帝がビール飲む描写が妙に力が入っていて秀逸でした。

マジで焼き肉食いながら、ビール飲みたくなります!

 

ただ、ラーメンは基本全部化学調味料使ってますって描写は、ラーメン好きとして納得できない!

今のラーメン屋は無化調のラーメン出すところも多いですし、僕が好きなのも無化調のラーメンです!!

異世界人が普通に麺をすすって食ってたのは、「彼らは欧米人じゃななくて、異世界人だからきっと麺をすする文化があるんだろう」ってことで納得できるんですが、これは別。

せっかく地の文でフォロー入れてるんだから、そこでちゃんとしたラーメン屋は化学調味料を一切使わないところもある的な説明も加えておいてくれれば気にならなかったのに……。

まあ、これは僕がラーメン好きだから気になっただけで、ストーリー的にはなんの影響もない部分なんで、単なる言いがかりみたいなもんですが。(えー

 

 

ということで気になる点もありますが、全体としては面白おかしく気軽に読める飯テロ作品といった感じでおススメです。

 

 

 

 

 

 

感想 ライトノベル感想    コメント:0

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

トラックバックURL: