『りゅうおうのおしごと! 6』 おすすめライトノベル(ラノベ) 感想

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『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙III』 感想

 

新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙III (電撃文庫)

支倉 凍砂 (著), 文倉 十 (イラスト)

 

「あなたは、羊の皮をかぶった羊ですね」

 

まさに『狼と香辛料』の続編というべきストーリー展開

 

賢狼ホロの娘・ミューリの旅、舞台は島国ウィンフィール王国へ!

聖職者志望の青年コルの旅の連れは、「お嫁さんにしてほしい」と迫ってくる賢狼の娘ミューリ。海賊の島から出た二人は、嵐に巻き込まれウィンフィール王国の港町デザレフにたどり着く。
教会が機能していないその町で、コルは「薄明の枢機卿」と呼ばれ、まるで救世主のような扱いを受けることに。
そしてコルはミューリの求愛に向きあうべく、自らを「兄様」と呼ぶことを禁止し、関係を変化させようとするのだった。
そんなコルたちの前に、イレニアと名乗る商人の娘が現れる。彼女はなんと羊の化身であり、“ある大きな計画”に協力してほしいと持ちかけてきて――?

 

八真八 真のおすすめ度・・・★★★★★★★ 7/10

 

感想

名作『狼と香辛料』の正統なる続編、『狼と羊皮紙』の3巻の感想ですが、

評価としては『狼と羊皮紙』シリーズで一番面白かった!!

あるいは、ようやく面白くなってきたという所でしょうか。

なにより3巻にしてようやくコルに活躍の出番が!!

展開的にはこれまでで一番『狼と香辛料』に近いものがあったかなと思います。

そこも今作が『狼と羊皮紙』シリーズで一番面白いと思ったポイントの一つですね。

 

ストーリー

北の群島から港町アティフに戻る途中に船が嵐で流され、辿り着いたのは羊毛業が盛んな港町デザレフ。教会が機能しない島国で歓待を受ける中、とある商人の娘と出会い、ある相談を持ちかけられる。……といった内容の3巻ですが、宗教がらみの価値観や権力闘争が中心だったのに対し今巻では商業的な話も本格的に絡んできます。

人同士の駆け引きや騙し合いがまさに前作を彷彿とさせる展開でした。

気分としては「やっぱ『狼と香辛料』シリーズといったらこれでしょう!!」って感じですね!

主人公のコルが聖職者志望なんで、宗教がらみの話が物語の軸になってくるのはしょうがないし、そこが前作との差別化なんでしょうが、やっぱ今巻みたいな商業絡みメインの話の方が面白いと思ってしまいます。

今巻は上手く宗教絡みの話も交えて、すごくいいバランスだったのかなと。

ストーリー的にも二転三転して、黒幕や先を予想させない展開は見事でした。

 

あと、今までは流されているだけにしか思えなかったコルが初めて、一度立ち止まって物事を冷静に判断できるようになった点も、成長が伺えて良かったですね。

土壇場での機転もまるで前作のロレンスのようでした。

それでもまだまだ機転の利かし方も爽快感も弱いかなというのが正直なところですが……。

 

前作のロレンスとホロの旅から繋がってる話や設定も登場して、まさに『狼と香辛料』の続編と思える内容だったんじゃないかなと思います。

 

 

キャラ

初めてコルが主人公らしい行動と活躍を見せた!!(えー

今巻はこれに尽きます!!

前巻までは「ずっと私のターン!」とばかりに問題解決でも窮地脱出のシーンでもひたすらミューリが活躍し、もはや「ミューリが主人公でコルがヒロインじゃねえの?」と疑うレベルだったんですが、3巻にしてついにコルのターンが回ってきたといった感じです。

 

コル

3巻にしてようやく主人公っぽいことができた主人公。

言い合いで初めてミューリにしてやったシーンが合っただけでも、前巻までと比べて目覚ましい活躍と言いたい。

ただ詰めの甘さもあってまだまだ面目躍如とまでは言えないところが残念。

恋愛面に関しては、3巻にしてすでにミューリに陥落寸前まで追い込まれてる気がしないでもない。

 

ミューリ

これまでのように八面六臂の大活躍!とまではいかないまでも十分に見せ場はあり。

ただ性格がヒロインよりも主人公っぽ過ぎるので、個人的にはもう少しホロみたいに意外な弱さが欲しいところ。

 

オータム

このままだとミスターパシリの道を歩むことにならないか若干心配。

 

イレニア

羊の皮をかぶった羊。

 

 

個人的名言・名シーン

「あなたは、羊の皮をかぶった羊ですね」

「褒め言葉でしょうか」

「私は今後、羊のようだと言われても、誇りに思うことでしょう」

by コル&イレニア

 

 

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