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『リア充にもオタクにもなれない俺の青春』 感想

 

リア充にもオタクにもなれない俺の青春 (電撃文庫) 

弘前 龍 (著), 冬馬 来彩 (イラスト)

 

「……どうして、こんなに、色々、面倒くさいんだよ」

本音と建前を使い分け、嘘の上に嘘を重ねる高校生活。

微妙なパワーバランスを維持していくことが、何よりも優先される日々。

一体、これは、何なんだろうか。

 

リア充でもオタクでもない、もしくはそこそこオタクでほどほどにリア充なラノベファン必見の作品

 

リア充は読むな、オタクも読むな。これは俺たちの青春だ!

一奈々子。オタク女子。3ヶ月ごとに「嫁」が変わるタイプの絵師。おどおど小動物系の美少女。口には出さないけど、俺は密かに≪イナゴさん≫と呼んでいる。
上井恵久。リア充女子。カラオケでタンバリン叩いてた人。いつもいい匂いがするクール系の美少女。こっちも口には出さないけど、俺は密かに≪ウェーイさん≫と呼んでいる。
クラスこそ一緒だけど、イナゴさんも、ウェーイさんも、俺とは別世界の住人だ。リア充でもオタクでもない俺は、きっと深いかかわりを持つことなく終わるんだろう。
……そう思っていた。
あの夜、あの公園で、あんな秘密を知ってしまうまでは。
2017年、オタクがメジャーになりすぎた時代。何にもなれない「俺」たちに贈る、新・青春ラノベ開幕!

 

八真八 真のおすすめ度・・・★★★★★★ 7.5/10

 

 

感想

この作品は新刊情報でタイトル見た瞬間に読むしかねぇ!と思った作品

なぜなら、リア充でもオタクでもない人間って、俺のことじゃん!!って思ったから。

 

まあ、正確に言えばリア充でもオタクでないっていうより割とリア充でそこそこオタクだったってのが正しい表現ですが……。

しかも高校時代の話なんで、もはや10数年前ですが……。

 

というわけで今回は、そんな中途半端にリア充でオタクだった立場の人間の視点で読んだ感想となってますので、

ガチでオタクの方やリア充の方には何の共感もできないかもしれないような感想になってます。(えー

 

あとリアルタイム高校生以下の方や生まれも育ちも東京という生粋の都会人の方も参考にならないかも。(えー

 

そんな僕がこの作品を読んでの感想としては……

主人公の境遇と心情への圧倒的共感!

オタク社会へのジェネレーションギャップカルチャーショック

といった感じですかね。うん、後半意味不明ですね。。。(えー

 

ラノベ作品としては異例の、オタクでない読者に向けた物語とくそリアルな高校生活の人間関係

といっても決してリア充に向けた作品でもないわけで、前述したとおり僕みたいな中途半端な人間が一番共感出来て楽しめる作品かと思います。

 

まずこの主人公、中学時代は田舎の中学校に通っていて、自己評価ではアニメをこよなく愛するガチのオタク。

高校入学を機にオタク活動を行う「OTA団」という部活がある都会の高校へ入学。

しかしその部活で、自分と本物のオタクとの価値観の違に気づき自分がオタクではないと思い知る。

オタクではなくなった主人公は、もう一つの高校生活を謳歌する道であるリア充を目指します。

もでもって作品のストーリーとしてはこっから始まるわけですが、結局リア充とも価値観が違うということを思い知らされて、「俺って何なのさ?」となるわけです。

 

まあ、世間一般的には十分オタクだけど、オタクから見たらにわかレベルって感じですかね。

そして男女でカラオケ行ったり、昼休みに集まって一緒に弁当食ったり、リア充っぽいこともしてるけど、今いちナチュラルにそれが出来ていない。

 

そんな中途半端なポジションにいるのが今作の主人公、荒川良太です。

 

うん、改めて書くとそこまで主人公の境遇に似てはなかったですね(えー

いや、さすがに女子と普通にハイタッチできたし、ワックスくらいは使ってたし、真面目にサッカー部でしたし。

じゃあなんでそんなに共感できたのかというと、高校生活における人間関係の面倒くささ

作中で同調圧力って書いてありましたけど、まさにその部分の説明と描写があまりにリアル!!

ホントに高校生の時の日常を思い出しました。

いや、別に嫌な思い出とかはないですが、その辺の人間関係に気を使ったり、空気を読まないといけないのがただただ面倒くさかったなと

それが素できるのがリア充であり、現代の都会のオタクなんだなと(これに関してはマジかと思いましたが)。

だからリア充でもオタクでもなく、同じように煩わしさを感じている主人公に対して、「ああ、僕も高時代は同じように思ってたなぁ」とめちゃくちゃ共感してしまったわけです

 

あとリア充女子の≪ウェーイさん≫の中身がマジ天使な点も主人公に激しく同意したいです。。。

 

現代のオタク社会に対するジェネレーションギャップとカルチャーショック

この作品、リア充サイドに関しては、僕の高校時代とほとんど変わってないなと。だから人間関係の面倒くささも含めてすんなり理解できたんですが、オタクサイドに関しては僕のイメージとあまりに違い過ぎて、かなりビビりました!

僕の中のオタク像ってまさに主人公が中学時代に思っていた通りのイメージで、一途で周りの意見に流されない、周囲から浮いてもひたすらに我が道を行くようなイメージだったんですとね。

でもこの作品では、オタクもオタクで、オタクコミュニティの中では周囲に同調して浮かないように気を使う必要があるというわけですよ。

というかぶっちゃけ、興味の対象が音楽とかファッションかか、アニメかというだけで流行を追っかけるという点ではリア充もオタクも同じじゃねぇかと。

正直「オタクの世界ってそんな面倒くさいものなの!?」って感じでかなりショックでした……

 

この点に関しても主人公に共感できるところでして、放映が終わったらそのアニメに興味がなくなるのも納得いかないし、人気声優が結婚したからといって、そのキャラや作品まで嫌いになるのも理解できない。

好きな作品は何年経っても観返したくなりますし、作品と関係ないところで声優が何しようが作品の素晴らしさは変わらないだろうと。

だからこそ主人公の考えに「その通り!」と思えてしまったわけです。

 

 

オタクに関する描写についてはホントかよ?と思う部分もありましたが、

この作品、主人公の心情や立場を読んで「分かるわぁ~」と共感できた方にとっては、間違いなく楽しめる作品ではないかなと

あと主人公がつける脳内あだ名と地の文における主人公の語感のセンスが結構好きです。

 

 

 

 






 

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