『よう実 7巻』 おすすめライトノベル(ラノベ) 感想

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『ようこそ実力至上主義の教室へ7』 感想

 

ようこそ実力至上主義の教室へ7 (MF文庫J)

衣笠彰梧   (著),    トモセ シュンサク (イラスト)

 

これでいい。

これでいいんだ。

何度もそう自分に繰り返す。

わたしはここで、壊れてしまうけど。

何故だか自分が、少しだけ誇らしかった。

 

新たな学園黙示録第七弾!

2学期も終了間近の12月半ば、Dクラスを裏で操る存在Xの特定のため、Cクラス龍園の執拗な調査が開始された。高円寺までもが疑いの対象となり、ターゲットが絞られる中、ついに龍園の魔の手は軽井沢恵に迫り……。そのような状況で清隆は唐突に茶柱先生に呼び止められる。珍しく弱気な表情の茶柱が案内した先にいたのは――「既に退学届は用意させてある。校長とも話がついている。後はおまえがイエスと言えばそれで終わりだ」「あんたの命令が絶対だったのはホワイトルームの中での話だろ。あの部屋はもうない。命令を聞く必要もない」退学を迫る清隆の父親、そして学校の理事長から、秘められた高度育成高等学校のシステムが語られ――!?

 

八真八 真のおすすめ度・・・★★★★★★★ 7/10

 

感想

ようやくDクラス、龍園との完全決着となった『ようこそ実力至上主義の教室へ』、通称『よう実』7巻の感想です。

見所としてはついに登場した清隆の父親、茶柱先生に従う必要がなくなった清隆のとる道、軽井沢恵の成長と決意、龍園との完全決着といった所でしょうか。

 ストーリー

前巻の引きから、今巻がDクラスとの完全決着編になるのは予想がついていましたが、まさか序盤でこれまで引っ張ってきた父親がいきなり登場したのは予想外。ただ7巻のストーリーに直接絡むエピソードでは無かったので、今後の展開に向けての布石なのかなと。何よりこれによって茶柱先生との暗黙の契約が破棄となったのは大きなことだと思います。ただそのせいで主人公がDクラスが上を目指すことや、鈴音の目的に積極的にに関わることがなくなったんですが、今後主人公をどうやって物語に関わらせていくのでしょうか。多分、前生徒会長の堀北兄となんらかの契約を交わして、そのために動くという展開なんでしょうが、これまで同様の主人公のスタンスなら、別に今まで同様茶柱先生との契約のために影からDクラスや鈴音を手助けするのと何ら変わらないので、ここは予想もつかない展開を期待したいですね。やっぱこれまでのクラス対抗的な流れから生徒会絡みの話になっていくのかな?この辺は次巻の楽しみといったところ。

 

肝心の龍園との決着についてはまさかの力づく!!これはある意味完全な予想外でした!

一応、龍園が暴力に訴えてくる所まで読み切り、逆にその舞台を整え、龍園の手の上で踊ったふりをして逆に踊らせていたってことなんですが、前巻のラストからもっと裏で色々動いて龍園の心を折りに行くのかと思ってただけに、ちょっと拍子抜けしてしまった感があるというのも正直なところ。

 

ただこれまで以上に主人公の冷静冷酷っぷりと完璧超人無敵っぷりは際立っていたので、主人公の圧倒的強者巻を楽しみにしてる方にとっては最高の展開ではあるかと思います。

 

それにしてもここまで主人公が飛びぬけていると、もしかして清隆自身がこの作品のラスボスになるんじゃないかという可能性も疑ってしまいますね。本人も敗北を知りたがってるみたいだし(えー

 

キャラ

主人公、龍園、軽井沢中心の展開になるのは前巻の引きから予想通りでしたが、まさかこの節目の巻で掘北が完全に空気扱いとは・・・・・・!!(えー

それはさておき、今巻でついに清隆の父親が初登場。ただ思ってたより大物感が薄かったかなと。てっきり父親がこの作品のラスボスになるのかなと思ってたけど、どうも違う気がするなぁ。正直言って高円寺の方がよっぽど大物感を感じる描かれ方してますね。

高円寺と言えば、彼と龍園、坂柳の絡みも必要だったのかなと。あれによってちょっと龍園と坂柳に小物感を感じてしまいましたからね。特に今後のストーリーを考えると坂柳に関してはもっと神秘的なキャラでいてほしかったという気持ちが強いです。あれだと龍園と坂柳相手に天上天下唯我独尊な高円寺の大物感が強まっただけじゃないのかなという気がしました。

 

そんな中、今巻で一番良かったのは間違いなく軽井沢恵でしょう。もう7巻に関しては彼女がヒロインで主人公だと言ってもいいくらい輝いてました。この作品は主人公がずっと本音と本性を現さず、ブレも変りもしない分、対比的にその他のキャラの心理描写や成長が素晴らしいですね。 

というかこの作品、巻が進むにつれてどんどん主人公の好感度を下げていって、逆にその他のキャラも好感度をどんどん上げていくような描写が目立つ気がするんですが……(えー

 

でも誰一人退場しないまま、どんどん主要キャラが増えていってるけど、ちゃんと収集できるのかという不安が。いつの間にか空気になってるキャラとか出てきそうで怖い……

逆にこれだけのキャラを途中で空気にすることなく、一人一人きっちり描き切れたら、めっさすごい作品になるんじゃないかという期待もあります。

 

 

<個人的名言・名シーン>

これでいい。
これでいいんだ。
何度もそう自分に繰り返す。
わたしはここで、壊れてしまうけど。
何故だか自分が、少しだけ誇らしかった。

by軽井沢恵

 

それはそれで、なんとなくあたし格好いいじゃない?

by軽井沢恵

 

 

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